先日、会員の先生方にご協力いただきました活用した残薬を集計いたしました。
お忙しい中、毎年ご協力いただき、ありがとうございます。
報告薬局総数 58件
報告期間 2026.2.1~2.28
合計金額 454,749円
残薬解消予測金額 611559円
金額トップ3
- リカルボン錠50㎎ 40,208円
- テリルジー100エリプタ30吸入用 / テリルジー200 35,180.7円
- ラコールNF配合経腸用液 17,976円
数量トップ3
- ウルソデオキシコール酸錠100mg 672錠
- クレメジン速崩錠500mg 240錠
- レパグリニド錠0.25mg 200錠
考察
2026年2月の1か月で約45万円の残薬が有効活用された。報告保険薬局が58件であり、横須賀市内の会員薬局は78薬局あるため、全体としては約61万円の残薬の有効活用がされたと推測される。
残薬調査7年目であるが、例年月100万円以上の残薬削減があり、残薬活用はできているが、残薬発生に関しては根深い問題であった。しかし本年度は前年度の約1/2の残薬金額となり、大幅に残薬発生を削減することができた。これは地域での活動が根付き、残薬解消の文化が醸成してきていると考える。また選定療養や地域フォーミュラリなど地域で薬剤関連問題を解消する流れがあり、医療者側の薬剤に対する意識の変化もあったのではないかと推測する。
薬効群別に見てみると、例年、消化管疾患治療薬が多かったが、本年度は骨粗鬆症薬や肝機能改善薬、慢性腎不全用剤の残薬が多い傾向にあった。いずれも高齢者が使用する薬剤が多く、保険別の残薬金額においても後期高齢者が殆どを占めていた。このように高齢化と残薬は密接に関わっている可能性が高く、薬剤師が積極的に患者の服薬に関わることで残薬解消につながると考える。今後は残薬が減少した要因を検証し、対策として実装できるよう取り組んでいく。